★★★★☆(星4つ)
2005年11月購入
オススメ。
「ハッカーと画家」という書籍の書評です。
エントリのタイトル 普通のやつらの上を行け!は、この本のオビからの引用です。イカス。
いわゆるハッカー(クラッカーに非ず)という人種の考え方について書かれた本ですね。というか、著者のPaul Graham自身がハッカーでしょう。。彼なりの考え方などの読み物です。
僕がこの本を買った理由は、この本、オビに 普通のやつらの上を行け なんて書いてあるんですよ!もうね、こんなキャッチーなコピーを書かれたら…買うしかないじゃないですかっ。
で、まだ読んでる最中ですが、「第六章 富の創りかた」や、「第七章 格差を考える」あたりは富(お金ではなく)に関する考え方について述べています。
特になるほど、と思ったのは
現代社会では、収入の格差はむしろ健全性のしるしであるというものだ。
との著者の弁。
それは技能の差が収入格差として現れるのは、あたりまえの話であって、それが阻害されることこそが不健全というわけで。
まだまだ、これ以外にも興味深い話題が盛りだくさん。。技術者の方はもちろん、そうでなく「ハッカーは一体何を考えてやがるんだ!?」なんて思ったことのある方はぜひどうぞ。
コチラのページ http://www.blog.net/nerds-jp.htmに、「第一章 どうしてオタクはもてないか」が掲載されているようです。まずは、試し読みがてらにでも。