2010年03月一覧

客ではなくクレーマーと判断する勇気

素晴らしい記事があったので引用。

外資系の支配人のクレーム対応 – レジャーサービス研究所(東京&上海)

「お客様は神様です」みたいなことばかり教えるのは簡単。
しかし現場が困っていることは、そうではなくて、
「この人は客じゃない」と判断し、対応するにはどうしたらいいか?と言うこと。

最近は現場のサービスの質が落ちた、、、
と言われる背景には「客の質が落ちた」という側面も多々あるからです。

先日も、某有名外資系のショッピングセンター?で
明らかにスタッフにからんで、クレームを通り越して、
「イチャモン」をつけているシーンに遭遇しました。

典型的な「あー言えば、こう言う」のクレーマーで、
ようするに何だかんだ言って「タダにさせてしまおう」という
魂胆が丸見えでした。

商品やサービスのクレームを通り越して、
スタッフ自身のことを「あれもダメ、これもダメ」と攻めまくります。

すると欧州系の支配人が出てきた。
どう対応するのだろう?と観察していると、
「出て行け!お前は客じゃない!」
物凄い剣幕で怒りだしました。
(もう顔面が怒りで真っ赤でした)

支配人が出てくれば、あと一押しで「タダになる」と期待していた
ガラの悪いクレーマーは、ビックリ!

そして、
「スタッフはお前の奴隷じゃない、謝れ!」とまで言い放ちます。
結局、クレーマーが逆に謝罪することに。

後に話しを伺うと、
このラインを超えたら客じゃない、というのがある。
ラインまではスタッフに精一杯努力させる。
しかし、それ以上やらせるとスタッフがいじめられて心に深い傷を負う。
そして、この仕事に恐怖を感じるようになってしまう。
それは絶対に避けなければならない。
だから、私たちはこのラインを超えてくるクレーマーがいたら、
その瞬間からスタッフを守るのが義務だ」とのコメント。

客も店を選ぶし、店も客を選ぶ、ということでしょう。

(以下略)
※赤字が僕が特に感銘を受けた箇所です

従業員を守ること、良い経営をすること、同時に実践する素晴らしい対応だと思います。


愚痴を言わないことを美徳として、現状を良くすることをせず思考停止していないか。

今日のひとこと。

twitterより
愚痴を言わないことを美徳として、現状を良くすることをせず思考停止していないか。

僕は愚痴とか悪口が嫌いです。基本的に。愚痴や悪口を言ってる暇があったら、さっさと手を動かせよ、片付けてしまおうぜ、と考える方です。

大体、愚痴や悪口を聞く方は気分が悪いので、周囲にとっても自分にとっても良い影響は無いんですよね。

とまぁ、これはこれで正しいと思ってるのですが、最近はそれだけではちょっと勿体無いと思うようになりました。

というのも、イケてない状況を解決するのも大事なんだけど、そのイケてない状況の元凶となった枠組みは何か?そいつを退治できないか?を考えるのも大事なんだと思ってきました。

すごい集中力を発揮してイケてない状況を解決させても、多分また似たようなイケてない状況になったりするんですよ。

発生した問題の原因について考えるのは当たり前の話でもあるのですが、問題が見つかったからといって安直に手をつけてしまわない、というのはなかなか難しいかもしれません。世の中には、さっさと片付けてしまった方が良い問題の方が多いのですから。多分。

でも実際、そういう事を考え出すと、がんじがらめになって動けなくなったりもするので、そこはバランスが大事ですね。

たいぶ話がそれましたが、「愚痴を言わないこと」自体が目的になってしまってはいけませんね、という話でした。


レジデント初期研修用資料

レジデント初期研修用資料の中の人の書籍が発売されるそうですね。その名も、レジデント初期研修用資料

中の人(medtoolzさん)はお医者さんで、ブログで医師ならではのエントリをよく書かれています。しかも、洞察はかなり深い。

で、そんな人が心血注いだと思われる書籍なので、僕は別に医学に携わる者でもないけど買ってみようかな、と思います。

ちなみに、エントリがたまに論理や根拠がこじつけだったりするときもあるのはご愛嬌。いやでも多分むちゃくちゃ賢い人なんだと思います。まじすごい人。


オールラウンダー廻 が面白い

僕は漫画が好きで、そこそこの量の漫画週刊誌を読んでたりします。

で、最近イブニングで連載されているオールラウンダー廻が面白いなぁ、と思う今日この頃です。

主人公は何の変哲も無い高校生。まぁ空手経験者なのですが。打ち込めるものを探していたら、修斗を始めたというストーリー。格闘漫画ですね。

この漫画の特徴は、普通であること、だと思います。言い換えると、餓狼伝みたいに人間離れした登場人物や必殺技なんて登場しません。バキみたいなファンタジーでもありません。

ただ、普通。

ですが、リアルを追求したわけでもないのに、人物の心理や深さ、そして闘いは物語として面白いのです。

オススメ。ちなみに餓狼伝は餓狼伝で面白いです。あれは板垣というジャンルですね。


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