+ 払ってもらえるか?タクシー代 +
ありえん。会社を出たのが午前1時30分って。
外勤先で働いているsugarballですが、目の仇にされているのではないか、というほど働かされてます。ていうか、外勤の人間を置いて先に帰る素晴らしくfuckin’な上司が上長だからそんな厚遇してくれるのですね。いっぺん氏んでください。
で、帰る頃には終電なんてとっくに終わっていたので、sugarはタクシーで帰りました。だいたい5000円ってところですか。
これってタクシー代出ますか?
だいたい、タクシー代が出なければ、5000円分…およそ4,5時間の労働がタダ働き同然なんですよ。年収300万円未満のPoor Programming Slaveなsugarballとしては、例え残業代が入ろうが、5000円の消費は死活問題です。というわけで、タクシー代を請求しようと思います。意志薄弱で、他人と争うことにひどく臆病なsugarballですが、もうすぐ25歳。いい加減、そんな事は言ってられません。他人と闘わないと生きていけないのです。
これまでのsugarballだと、こういう時は無策で相手に掛け合ったりしていました。まさに、カミカゼ・アタック。当たって砕けろ、です。実際、かなりの高確率で砕けてますが。 だめじゃん。
同じ轍を踏むのはセイント ビジネスマンにあるまじき行為です。また、今回は大人のビジネスマンらしく、あらかじめ対策を練ってから挑みたいと思います。というわけで、ある程度、問答を想定しておきます。ただ、現在すでに午前4時になろうかとしているので、チャチャッとまとめちゃいます。
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□背景
・仕事が遅くなり、命令もあったので残って業務を続けた。
□交渉相手
・外注の人間を置き去りにしてさっさと帰るfuckin’上司
※場合によって、課長が交渉相手になる可能性あり
□こちらの攻撃材料
・情に訴える
ここでは最終手段だということにします。「年収300万無いんですよ~」とか、「まだ0歳の娘が…」など訴える。
・fuckin’上長が取り合ってくれない場合
1.課長に直訴する
2.それは「出せません」という返事ですね?と切り返す
「そうです」と言われたら → 「私は労働の対価として賃金を貰っています。それが交通費で相殺されてしまうようでは、意味がありません」と言って、モチベーションの話題に繋げる。それでもまだ、出せないようならば、勤務時間がそこまで遅くならないよう、取り計らってもらうように持ち掛ける。
□防御材料
・仕事が遅いからそうなってしまったのではないか?
例え仕事が遅かろうと、命令によって遅くなりました。
・生産性が悪いのでは?
今は仕事の良し悪しの話題ではありません。終電が無くなるまで働かせた場合に、交通費を支給しないのが御社の方針でしょうか?と聞く
□相手にメリットを提供する
・モチベーションを保つため
働いた分が交通費で相殺されるならば、働く意味が無い。これではモチベーションが低下してしまう。もしモチベーションが下がれば、そちらにとってもいいことではないですよ、と。
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こんな感じで。おそらく、10中8,9は負けると思います。ですが、負けたところで得るものがゼロではありません。こいつはうるさい奴だな、早く返してやるかと思わせればめっけもの、また、勤務時間が遅くならないように取り計らってもらえれば、内容的には勝ちに近いと思います。
まぁ帰りのタクシーでこんな事を考えていたsugarballでした。そんなsugarballは、最近「交渉学」というものに興味があります。ビジネスの現場で、優位なポジションを確保できれば、ものすごく仕事がやりやすいです。逆に、低いポジションとなってしまった場合、それはものすごくストレスとなってしまいます。これを交渉によって、自分の優位なポジションを確保しよう、というものです。
そいで、今日はこの1冊。ビジネスマンが交渉に強くなる本のタイトル通り、交渉を有利に展開するテクニック、交渉を成功させる具体的な手順、タフ・ネゴシエーターになる方法を具体的に教えてくれます。副題の、「言葉のボクシングに勝つ方法」とは、この本のスタンスを如実に表していますね。ちなみに、sugarballは持ってます。。