Windows2000はIE7をサポートしない。

ITmediaニュースより、MicrosoftはWindows2000はInternet Explorer 7をサポートしないそうです。

トラバさせていただいたこちらの方の記事では

IE7を使うにはWinXPが必要というのは、抱き合わせに近いやり方ではないだろうか? 独禁法との関連で、IEはOSの一部では無いとMicrosoftは主張してきたのではないか? 「IE 7のセキュリティ機能の一部がXP SP2のOS機能に依存しており」と言うのは、今までの主張に反しているような気もするのだが。

…ものすごく的を射たコメントです。

実際、現在でもWindows2000を使い続けているユーザーもかなりいると思うのですが、IE7を使いたければWindowsXPに買い替えなさい、ということでしょうか。

「IE6のままだとセキュリティに問題があるからIE7に乗り換えなさい。そのためにはWindowsXPを買いなさい。」と言っているようにしか聞こえないんですが。めちゃくちゃ横暴ですね。

こういう態度を見ると、ますますMicrosoftが信用できなくなります。といっても、商品の購入に慎重になるくらいのもんですが…まぁ、商品を売ってる企業にしてみれば、顧客からそう思われることが致命的だってことを気づいていないんでしょう。

それはさておき。ちょっとWindowsの将来を想像してみました。


現在では開発環境がひと昔前とは比べ物にならないほど充実してきていて、それに伴って開発効率、速度も相当に上がってると思います。

すると個人の力の及ぶ範囲が増える…ということだと思っているのですが、それが続けば個人の力でOSなんかも開発できる日が来るのではないでしょうか。

現在では、オープンソースという形態での開発が数多くあります。Linuxはオープンソース(というかGPL)のOSなので、すでに個人がOSを開発しちゃってるわけですが。

別に個人でなくても、複数人のチームで開発されているオープンソースのソフトウェアも数多くあります。当然、個人で開発するよりも開発の速度は格段に上がるわけで。

だったら、近い未来に作られてもいいんじゃないでしょうか?完全Windows互換のフリーのOS。これができるとわざわざ高価なMicrosoftのOSを買わなくてもWindowsアプリケーションを使えるぞ、と。う~ん、スバラシイ。

もっとも、実現するとなると、Windowsアプリを他OSで動かすのだからライセンスの問題もあるだろうし、既得権益好き好きなMicrosoftが死に物狂いで阻止してくるだろうし、そもそも自社のOSに関する情報は開示しないだろうし。難関は多いですね。

でも意外に、Microsoftの牙城が崩れるのはMacよりもこちらの勢いかと思うsugarballでした。

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