ETV特集 地球の裏側で”コシヒカリ”が実る

9月9日に放送をして結構面白かったのでメモとか思ったこととか思い出しながら書いてみる。

地球の裏側で“コシヒカリ”が実る

ウルグアイでコメ作りしている人の話。

箇条書きで色々と書いてみる。

・米はウルグアイで作った方が安い。
・10a(じゅうアール)あたりの生産コストが日本では7万2千円くらい、ウルグアイは1万6千円くらいで四分の一から五分の一くらい。
・とにかく安く生産できなければ始まらない
・日本からブラジルに米を輸出する場合、高い関税がかかるが、ウルグアイ→ブラジルだと関税がかからない
・日本のお米は世界最高
・世界最高のお米をつくる技術が日本にはある
・精米機なんかの機器の性能も日本のが世界最高
・炊飯器とかもお米とワンセット
・アメリカ人なんかは普段お米を食べるわけではないので良い米の味がわからない
・良いお米の味は何か。お米独特の甘さとか。表現が難しい
・米の品質を見るには、炊いた後のお米を醤油にひたしてみればわかる。割れ目の多い米だと、そこからデンプンが流れ出て、ベチャベチャしてしまう
・日本の外食産業でもそういった品質の悪い米が多い。そのため日本人の「良い米を見分ける味覚」が損なわれてしまうのではないかと懸念している
・ウルグアイ産の米の試食会で、材料最低限のリゾットを作ってみたら好評。クリームを入れたわけではないのにクリーミー。
・逆に、白米のみだと残す人が多い(米だけで食べる習慣が無いせいか)
・寿司職人をロサンゼルスから招いて試食会で寿司を作ってもらった。白米のみを残した人たちにも好評。
・パマナの高官がウチでも作れないかと寄ってくる。田牧氏「コンサルもやるよ」

みたいな感じ。

やはり日本の米を作る技術ってすげーんだなーと。こういう感じで日本の米が世界に広まると日本人として誇らしいね、とは思った。

「おれたちの冒険はまだ始まったばかりだ!」感があるけど、これをつきつめていくとウルグアイで安く生産された米が安く日本に輸入されたりしないんだろうか。んで、日本の農家を駆逐するとか。まぁ日本の米は関税に守られるから大丈夫かも。それよりも日本以外の国に出荷して利益を出すのが当面のミッションぽい。

資本があるとこういうことできるから強いよね。まぁ確かな味覚とか行動力とお米に対する情熱と知識がいるわけですが。でもこういうビジネスやってるのってすんげー面白そうだなぁと思う。

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