愚痴を言わないことを美徳として、現状を良くすることをせず思考停止していないか。

今日のひとこと。

twitterより
愚痴を言わないことを美徳として、現状を良くすることをせず思考停止していないか。

僕は愚痴とか悪口が嫌いです。基本的に。愚痴や悪口を言ってる暇があったら、さっさと手を動かせよ、片付けてしまおうぜ、と考える方です。

大体、愚痴や悪口を聞く方は気分が悪いので、周囲にとっても自分にとっても良い影響は無いんですよね。

とまぁ、これはこれで正しいと思ってるのですが、最近はそれだけではちょっと勿体無いと思うようになりました。

というのも、イケてない状況を解決するのも大事なんだけど、そのイケてない状況の元凶となった枠組みは何か?そいつを退治できないか?を考えるのも大事なんだと思ってきました。

すごい集中力を発揮してイケてない状況を解決させても、多分また似たようなイケてない状況になったりするんですよ。

発生した問題の原因について考えるのは当たり前の話でもあるのですが、問題が見つかったからといって安直に手をつけてしまわない、というのはなかなか難しいかもしれません。世の中には、さっさと片付けてしまった方が良い問題の方が多いのですから。多分。

でも実際、そういう事を考え出すと、がんじがらめになって動けなくなったりもするので、そこはバランスが大事ですね。

たいぶ話がそれましたが、「愚痴を言わないこと」自体が目的になってしまってはいけませんね、という話でした。


レジデント初期研修用資料

レジデント初期研修用資料の中の人の書籍が発売されるそうですね。その名も、レジデント初期研修用資料

中の人(medtoolzさん)はお医者さんで、ブログで医師ならではのエントリをよく書かれています。しかも、洞察はかなり深い。

で、そんな人が心血注いだと思われる書籍なので、僕は別に医学に携わる者でもないけど買ってみようかな、と思います。

ちなみに、エントリがたまに論理や根拠がこじつけだったりするときもあるのはご愛嬌。いやでも多分むちゃくちゃ賢い人なんだと思います。まじすごい人。


オールラウンダー廻 が面白い

僕は漫画が好きで、そこそこの量の漫画週刊誌を読んでたりします。

で、最近イブニングで連載されているオールラウンダー廻が面白いなぁ、と思う今日この頃です。

主人公は何の変哲も無い高校生。まぁ空手経験者なのですが。打ち込めるものを探していたら、修斗を始めたというストーリー。格闘漫画ですね。

この漫画の特徴は、普通であること、だと思います。言い換えると、餓狼伝みたいに人間離れした登場人物や必殺技なんて登場しません。バキみたいなファンタジーでもありません。

ただ、普通。

ですが、リアルを追求したわけでもないのに、人物の心理や深さ、そして闘いは物語として面白いのです。

オススメ。ちなみに餓狼伝は餓狼伝で面白いです。あれは板垣というジャンルですね。


最近買った本 (「伝える本。」と「小さなチーム、大きな仕事」)

最近本を買ってないような気がするので、書店に足を運んでみた。

まぁ実際はパラパラ買ってるんだけど。

まずは、伝える本。。これは良書の予感です。本書の副題には「受け手を動かす言葉の技術。」とあります。また、序章に

これから10万字を越える文字を費やして書こうとすることは、実は4行で書きつくせる。

言葉は伝える技術である。
言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向へ動かすための技術である。
それを叶える方法は、送り手が受け手の言って欲しいことを言ってあげることだ。
すべてを決めるのは受け手だから、である。

なんかこの序章だけで良書の予感です。いつか書評を書くかも。じっくり読んでみます。

次は、小さなチーム、大きな仕事。こちらはまだ読んでませんが、ネットの評判が良さそうだったので購入。

さてさて。読書読書。


成果主義という幻想

タイトルは釣りです。

いや、釣りというか、成果主義について思ったことを書いてみます。ネガティブなエントリなので興味の無い方はスルー推奨。

ちょっと前くらいから、成果主義を採用しはじめる企業が日本でもポツポツと出てきましたね。まぁそんなもの、建前だけですよ、という話です。

何故か。

多分、99.999%の人は、身の回りに「上司より稼ぐ部下」というのを見たことが無いと思います。

マネージャー(上司・管理職)より稼ぐプレーヤー(部下)がいない時点で、成果主義ではないということです。

なぜなら。

例えば、プロ野球やJリーグなんかの、プロスポーツでの話し。

監督より年棒の多いプレーヤーなんてザラですよね。

本当に成果主義だったら、上司よりも部下が稼ぐという事態が有り得るはずです。というのも、上司の仕事を管理・監督責任など、マネージメントだとすると、直接売上や利益に関わる仕事をするのは部下である場合が多いはずです。

で、ここが重要なポイント。

日本の企業だと、(成果主義であろうとなかろうと)仕事の成果は給料にあまり関係ありません。いやマジで。

ほとんどの企業が、「このはxx円、この人はx円…」という具合に決めています。

人を見て決めています。成果なんて見ていません。人です。人。極論を言うと、人格。

「いや、その人の能力を見ているんだ!」と反論があるかもしれませんが、成果を出した、ということは「成果を出す能力がある」ということです。でも残念ながら、成果は見ていないのです。

成果主義なんて幻想ですね、というネガティブな話でした。

とまぁ、これではあまりにネガティブなので、対策なんかを書いてみます。

・評価ポイントが人格である点を逆手に取り、仕事はそこそこ、態度は模範的に振舞う

・この「人格評価制度」が嫌な場合は、上司との面談のときに「それは私自信の人間性への評価ですか?私があげた成果への評価はどうされましたか?」とか聞いてみる

なんてのはいかがでしょうか。


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