たけぞうさんの日記からたどってすばらしいブログを発見。
たけぞうさんの日記のリンク先に、こちらの方がそのエントリをとりあげていました。
で、(ここまでもったいぶった)ソースのエントリがこちら。
で、sugarが上に紹介したエントリを読んで思ったことは…
sugarの外勤先である大企業(の子会社)はやたらと「生産性、生産性」とバカの一つ覚えのように言われます。企業で案件を引き受ける場合、何かしらの開発プロセスに沿って進むわけですが、そこではフェーズごとにガチガチに手順が決められています(CMMやRUPとかの類ではありませんが)。
開発プロセス…工程のフロー、そのタスクなどが定められている点については問題無いと思います。というか、ある程度の決まりごとが無いとプロジェクトは混沌になってしまうので。
では何が問題かというと、
開発プロセスは標準化できても,顧客要求の標準化ができない限りは意味がない.しかし何故か顧客要求標準化という話はほとんど常に無視される.
という事実ではないでしょうか。
実際、外勤先は親会社の言いなりなので、コロコロ変わる要求に振り回されるだけで、常に後手の対応をとらざるを得ない状況です。そんな状況で開発プロセスがうまく機能するはずもありませんし、むしろ現場の人間にとってプロセスの適用は余計な負担以外何者でもないんですよ。
そして順番が前後してしまいましたが、
彼らが期待しているのは自分たちに都合の良い意見であり,痛みを伴う改革は彼らの望むものではないからだ.
sugarの外勤先でも、プロセスを適用させようとする事自体が間違いなんて意見はひっくり返しても出てこないでしょうね。この辺は職場が官僚的だとか、そういう風潮も影響するのでしょうか。まぁ、それだけじゃないんでしょうけど。
とまぁブログをたどっていくことで、ものすごく価値のある文章に出くわすことがあるんですよ。やはり、自分から情報を発信することで、さらに情報に敏感になっていったわけで。ブログを始める前のsugarだと、スルーorその文章までたどり着けないんじゃないかなー、って気がします。