はい。タイトルのゲームとはこれのことです。
ファイアーエムブレム 覚醒(注意:音が鳴ります)
こんなタイトルにしたのは理由がありまして。
ファイアーエムブレム 覚醒は任天堂の公式サイトから3DS本体とソフトのセットを購入できるようになっています。で、その3DS本体というのがファイアーエムブレム 覚醒仕様のオリジナルデザインの3DSなんです。これがかなりレア。
とまぁここまで書いて面倒になってきたのでこれまでの流れを箇条書きにしてみます。
・3DS本体とソフトのセットを公式サイトで購入できる
・3DS本体はオリジナルデザインで数量限定のためかなりレア
・4/14の予約受付ではWebサイトにアクセス殺到、ほとんどアクセスできず欲しくても手に入らない人多数
・発売前から転売屋がヤフオクに出品する、価格は正規品より2・3万円ほど高く高騰
・4/19に再度受付、またアクセス殺到でほとんどWebサイトにつながらない
・受け付け開始から1時間程度?で終了
・これで受付完全終了?と思いきや4/21、4/26、5/10、5/19も受け付けするとのこと
というわけで、おそらく欲しい人にはほぼ全員にいきわたるかも、という感じです。
希少性は下がりましたが、欲しい人が手に入って良かったかなー、と思います。
今度はこれで困るのが転売屋。欲しい人にいきわたる公算が高くなったため、入札する人は減り、相場も定価から5千円くらい高い程度。
こうなると転売屋は大打撃だし、欲しい人には手に入るし良いことづくめかと。やるな、任天堂。
さて本題。
こう情報の流れが速い世の中では、希少性の高い物品の吊りあがった価格はすぐさま相場として伝播する。逆に、今回のように増産?により希少性が損なわれるようになれば、価格も下落してそれ相応の相場に戻る。
今回転売屋がしたようにこういう価格流動性の高い商品を転売で扱うのはリスクの高い行為だったんじゃないかと思ったけどいろんな範囲を長い目で見るとそうでもないかもとか実は思ってる。
一般的なレア商品だと増産もほとんどしないし、大体が短期勝負かつ一発勝負なので今回のような複数回にわたる受付なんてのもない。するとどういうことかというとどんな手を使っても商品を初期段階で確保する戦略が有効になる。これが転売屋がとる戦略。
で、それがひっくり返されたのが今回のこと。
普通はあり得ない「次回の受付」、さらには「複数回の受付」。これはほぼ間違いなく、当初任天堂が考えていた予定よりも多く商品(オリジナル3DS)が増産されている。すなわち、希少性が無くなったに等しい。
転売屋が成り立つ大前提が希少な商品を扱うこと。これが(ほぼ間違いなく行われているであろう)増産により、希少性が無くなった。高い金を払って買う必要が無くなった。
転売屋の思惑を根こそぎブッ壊してしまいました。任天堂。
話しがちょっと戻って、基本的には転売はリスクは高くないと思うのです。だけど、今回は失敗だった。原因は任天堂。基本的に、転売なんて商品を愛する者の側からみたら完全に敵対する行為。つまりは任天堂(とそのファン)を敵にまわしちゃったからの失敗なのです。
つまりはアレですね、転売するにも(喧嘩を売る)相手を見ろってことですね。というわけでもう一度。やるな、任天堂。
そんなわけで土曜日こそ注文できますように。あと転売屋は全員くたばって欲しいです。
■追記
4/26(木) 平日だけどがんばってみた。が、全然だめ。サイトに全くつながらないし、カートに入れることはできたけど、そこからレジに進む(会計)が、できない…と思っていたら、、、
おい。
これはひどい。