現在、リーダーになる人の「ランチェスター戦略」入門を読書中。
が、鼻血吹いた。いや、実際に鼻血吹いたわけではないですが、それくらいの衝撃。この引用を見ただけで、この本を買った価値があったと思う。
P.48 2章 高付加価値・高価格論の幻想
成功する将軍は、状況に合った計画を作成する。
決して、計画に合わせて、状況を作為しない。ジョージ・パットン(第2次大戦時のアメリカ陸軍の勇将)
この引用のセンス。これだけで、この本には買う価値があると判断した。
とまぁ、僕はまだ本書を読み始めたところですが、ランチェスター戦略に関しては非常に興味があります。僕はまだランチェスター戦略とは何ぞ、というところで簡単に答えられないのですが、
ランチェスター戦略は、消費者マーケットも、「戦力に劣る弱者が、戦力に優れた強者に勝つ条件と限界」を導き出すランチェスターの法則という力の法則に大きく影響されているとの判断により開発された。
とあります。そうなんです。要は、潤沢な資金なんかを持たない弱者のための戦略なんです。もっとも、中小企業で働くサラリーマンだけでなく、大企業で働くサラリーマンなんかでも応用できると思います。
ちなみに、本書の冒頭では、ブルー・オーシャン(Wikipedia)探しはもう疲れた、とぶちまけています。
というのも、ブルー・オーシャンを創造しても、競合他社の出現は免れないからです。そして、レッド・オーシャン(血みどろの戦場)で戦わざるを得ない。ならば、そのレッド・オーシャンを戦い抜くための戦略として、ランチェスター戦略、というわけです。
この本からは、色々と学べることが多そうですね。何回か、読み返そうと思います。