成果主義という幻想

タイトルは釣りです。

いや、釣りというか、成果主義について思ったことを書いてみます。ネガティブなエントリなので興味の無い方はスルー推奨。

ちょっと前くらいから、成果主義を採用しはじめる企業が日本でもポツポツと出てきましたね。まぁそんなもの、建前だけですよ、という話です。

何故か。

多分、99.999%の人は、身の回りに「上司より稼ぐ部下」というのを見たことが無いと思います。

マネージャー(上司・管理職)より稼ぐプレーヤー(部下)がいない時点で、成果主義ではないということです。

なぜなら。

例えば、プロ野球やJリーグなんかの、プロスポーツでの話し。

監督より年棒の多いプレーヤーなんてザラですよね。

本当に成果主義だったら、上司よりも部下が稼ぐという事態が有り得るはずです。というのも、上司の仕事を管理・監督責任など、マネージメントだとすると、直接売上や利益に関わる仕事をするのは部下である場合が多いはずです。

で、ここが重要なポイント。

日本の企業だと、(成果主義であろうとなかろうと)仕事の成果は給料にあまり関係ありません。いやマジで。

ほとんどの企業が、「このはxx円、この人はx円…」という具合に決めています。

人を見て決めています。成果なんて見ていません。人です。人。極論を言うと、人格。

「いや、その人の能力を見ているんだ!」と反論があるかもしれませんが、成果を出した、ということは「成果を出す能力がある」ということです。でも残念ながら、成果は見ていないのです。

成果主義なんて幻想ですね、というネガティブな話でした。

とまぁ、これではあまりにネガティブなので、対策なんかを書いてみます。

・評価ポイントが人格である点を逆手に取り、仕事はそこそこ、態度は模範的に振舞う

・この「人格評価制度」が嫌な場合は、上司との面談のときに「それは私自信の人間性への評価ですか?私があげた成果への評価はどうされましたか?」とか聞いてみる

なんてのはいかがでしょうか。

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